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冬の子連れフィンランド旅行でオーロラが見たい! 服装や防寒対策リスト(2月・3月)

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フィンランドのオーロラベストシーズンは、2月~3月の真冬。子連れで極寒のフィンランド旅行をどう乗り越えるのか。何を持っていけばいいのか不安になりますよね。ただでさえ、子連れ旅は荷物が増えるのに、最小限に抑えたいですよね。私は2月に、1歳と4歳の子を連れて、フィンランド旅行へ行ってきました。実際に持っていって役に立ったもの必要なかった物をご紹介します。

最後に持ち物リストを一覧で載せているから、良かったら参考にしてみてね。

オーロラのベストシーズンは真冬

Finland_travel_aurora
フィンランドでのオーロラ観測のベストシーズンは、真冬の2月から3月です。実は、オーロラというものは一年中発生しています。ただ、過ごしやすい春や夏は、日照時間が長いために、空が明るく、肉眼ではほぼ確認することができません。
また、オーロラを観るための絶対条件として、一番大事なことは晴れていること。オーロラが見えるラップランド地方で、最も晴天率が高いのが、2月から3月なのです。

せっかくフィンランドまで行くからには、少しでも観測できる確率を上げたいよね。

真冬のフィンランドの気温

Finland_travel_ temperature
真冬のフィンランドの気温は、氷点下を超える日が多く、ヘルシンキの2月の平均気温は最低-7度、最高-2度、3月でも最低-4度、最高2度となっています。東京の2月の平均気温が最低2度、最高10度なので、とても低いことが分かります。

さらにオーロラが観測できるロバニエミやサーリセルカなどのラップランド地方では、最低気温は-10度を下回ることが多く、夜には-30度になることもあります。想像を絶する寒さなので、防寒対策はしっかりしていきましょう。

サーリセルカの街歩きをしているとき、昼間だったのにまつ毛がカチコチに凍ってビックリしたよ。

子供の服装はどうする?

外の気温はとても低く、極寒です。特にオーロラ鑑賞する夜は、じっとしていると凍死してしまうんじゃないかと思うほど。
逆に室内は、全館暖房になっているところが多く、とても暖かいです。薄手の長袖一枚がちょうどよく、暑がりの子であれば半袖でも十分だと思います。

温度調整しやすい服装を

次の服を①から順に重ねて着ていき、温度調整しやすいようにしていました。

①薄手のロンT+薄手のレギンス
ヒートテック
③裏起毛トレーナー+裏起毛ズボン+厚手靴下
④ウェア

なんで普通の服の上に、ヒートテック着るの? 普通逆じゃない?

室内は温かいから、基本ヒートテックもいらなくて、薄手のロンT1枚で十分だからだよ。室内に入りたての時は、④ウェアを脱いで、まだ寒いから①②③を着てしばらく過ごすの。そのうち、暑くなってくるから②③を脱いで調整していたよ。

イメージとしては、こんな感じです。一番左が室外にいるときで、真ん中が室内に入りたてで、しばらくしたら一番右のスタイルにしていました。
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そして、オーロラを鑑賞する際など夜に外を出歩く際は、持ち合わせている服を可能な限り全て着こんで、極寒の夜に備えて出かけていました。

持っていく服の枚数は?

私は計14日間の旅行でしたが、①・②・③をそれぞれ2着ずつ持っていき、着まわしていました。ちなみに、1枚ずつは荷物ではなく、常に来ている状態なので、荷物の中に入っているのは1枚ずつでした。

パンツなどの下着は3着ずつ持っていき、部屋で洗濯をしていました。基本的に安めの宿で宿泊しましたが、部屋に洗濯機がついている宿がほとんどでした。ただ、洗濯機が壊れている宿もあったので、手洗いをして干していました。

①薄手のロンT+薄手のレギンス⇒2着ずつ
ヒートテック⇒2着ずつ
③裏起毛トレーナー+裏起毛ズボン⇒2着ずつ
④ウェア⇒1着
⑤パンツ・厚手の靴下⇒3着

裏起毛トレーナーとズボンは乾きにくそうだったので、汚れた部分をポイント的に洗うくらいしかしなかったよ。ついつい多く持っていきそうになるけど最小限におさえようね。

手袋は2枚重ねで

極寒の外にいると、まず最初に手足から冷えていきます。手足が冷えると、子供は「さむい~!!」と、もうグズグズに…(汗)

スキー用のグローブの中に、インナーグローブを入れておくと、指先が冷えにくく温かいのでおすすめです。専用のインナーグローブの方が、保温性や蒸れにくさはあると思いますが、百均の薄手の子供用のびのび手袋とかでも十分です笑。とにかく、手袋+スキー用グローブの2枚重ねであれば、OKです!

帽子は耳ありのものがオススメ

頭から熱が逃げていくので、帽子は必須です。さらに、耳がとても冷たくなってくるので、できれば耳あり帽子がおすすめですよ。

靴はスノーブーツがベスト

実はスノーブーツではなく、長靴で行きました。「濡れない」「染みない」「雪が入らない」を重視して長靴にして、厚手の靴下を履いていればいけるか~と思っていましたが、甘かったです…。日本と違い、氷点下の中、雪が溶けて染みてくることは、ほぼないです。やはり寒さ対策が一番重要だと感じました。

外で遊んでいたり、オーロラを観たりして、長時間いると、長靴だと足先から冷えがきて、とても可哀そうな想いをさせてしまいました…。着脱しやすく、水も染みてこない、こういったタイプのスノーブーツを購入していくことをお勧めします。


持っていって良かった物

折り畳み旅行バッグ

この折り畳み旅行バッグは、常に手持ちカバンに入れて、持ち運んでいました。これは子連れ旅にはマストアイテムだと思います!

室内と室外の気温差が大きいです。そのため、室内に入ったときに、脱いだ服や小物がとても邪魔になります。特に子供がいると、小さな手袋や帽子など無くしやすいものが多くありますよね。そんなとき、折りたためてコンパクトになるバックを持っておけば、室内に入ったときに、ささっと広げて、ガサガサっと荷物を入れ込めるんです。

ウェアや帽子など、かさばる物が多いから、大きめのものがおすすめ!

私が購入したのは、こちらのバック。折り畳みとは思えないような、しっかりした作りで、なおかつ、結構オシャレ。ブーツを入れるようの大きめのポケットが捌についているので、濡れたものなどを入れられてとても便利でした。

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水筒 (保温ボトル)

寒空の下でオーロラ観測していると、どんどん身体の熱が奪われていきます。お茶を飲むと、冷え切った身体が芯から温められます。おすすめは、温かいスープ。現地のスーパーで買うのもよし、日本からお気に入りのスープを持参するのもよし。水筒にスープの粉を入れ、ホテルで沸かしたお湯で溶かして、オーロラを観に行くときは持って行ってください。

冷えた身体に、温かいスープが染みわたる!

ちなみに、このサーモスの山専ボトルは最強で、氷点下の中でもしっかり保温してくれる優れもの!めちゃくちゃ軽いので、持って行くのも全く苦になりません。今回のフィンランド旅行だけではなく、キャンプや登山など、色々なアウトドアで大活躍します。もちろん保冷機能も付いており、普段使いもOKです。


水着

寒いのに水着? と思うかもしれませんが…フィンランド式サウナ用です。プライベート用の部屋についているサウナであれば裸でも大丈夫ですが、共同のものであれば水着があれば安心ですね。入る予定であれば、ぜひ持って行っておきましょう。

電子カイロ

スイッチを押すと、1~2分でじんわりと温かくなってくる電子カイロがおすすめです。カメラを温めるように購入しましたが、面倒で使わず、オーロラの撮影時、カメラの設定などでグローブを外してインナーグローブのみになった場合などに、手が凍るように冷たくなるので、重宝していました。


一眼レフカメラ

オーロラを撮影するなら必須ですね! 最近のスマホでも性能がいいものであれば、撮れるのかもしれませんが…正直、私のでは全然ダメでした。

どういったカメラを選べばいいのか、カメラの設定はどうすればいいのかについても、また別途、後日書きたいと思います。

カメラの予備バッテリー

寒いところでは、電池の消耗が早いため、カメラのバッテリーはプラス2つくらい予備があった方が安心です。現に、オーロラ撮影中2時間ほどでしたが、どんどんバッテリー残量が少なくなり、2回バッテリーの入れ替えを行ないました。

内ポケットなどに入れて、体温などで温めれば、またバッテリー残量は戻ります。ただし、予備がないと撮りたいときに撮れなくなり、悔しい思いをすることになります。

三脚

カメラと同じく、オーロラ撮影には必須です。

え~! 子連れで三脚なんて無理! 荷物になるだけじゃないの?

三脚なしでは、せっかくのオーロラチャンスに出会えても、ブレブレになって素敵なオーロラをカメラに収めることができないよ…泣

ちなみに、我が家で愛用しているのはこちら。軽くて、コンパクトに折りたためて、かつ、一眼レフを置いても不安定にならないのがいいところ。少し、荷物にはなるけど、あまりコンパクトで軽量すぎると、風などの少しの振動で、飛ばされそうになり、ブレブレになってしまうので、このくらいの三脚がベストですよ! 安くて手頃だし、本当におすすめです。


ヘッドライト

オーロラ鑑賞は明かりがなく真っ暗な場所でおこなうため、カメラの設定を行なうときや道を歩くときに、明かりが必要になります。子供と手をつないだり、抱っこしたり、荷物を持ったりするため、基本手はふさがっているため、ヘッドライトは必須です。

折り畳み洗濯ばさみ・ハンガー・ロープ・洗剤

フィンランドに関わらず、全ての海外旅行や国内旅行でもあれば便利です。特に、オーロラを狙いに行くのであれば、9日以上の滞在も検討している方も多いはず。9日分の下着や服をもっていっては、荷物が溢れ返ってしまいますよね。衣類は最小限に抑えるため、ホテルに帰ったら、下着などは洗濯して夜のうちに干しておく必要があります。

ホテルにもハンガーはありますが…正直数が全く足りません。そこで便利なのが、この折り畳みの洗濯ばさみと折り畳みのハンガーです。折りたためるため、かさばらず、大量に服を乾かすことができておすすめです。

物干し用ロープは100均に売っている梱包用透明の紐でOKです。また、私は粉洗剤を小さいジップロックに入れて、いつも持って行っています。



必要なかった物

使い捨てカイロ

大量の使い捨てカイロを持っていこうかと悩んでいませんか? (私は思っていました笑) 極寒の地では、残念ながら温まりません…ただのゴミになるので、不要です。

厚手の冬用コート

荷物を減らすためにも、ウェアで代用しましょう。

上下つなぎのウェア (失敗談)

子どものウェアは、上と下がつながっているつなぎも多いですよね。雪が入りづらく、可愛くて好きなんですが…実はコレ、めちゃくちゃ不便でした…。外は非常に寒いので、体を温めるためにもカフェやホテルなどに頻繁に入ったり出たりするのですが、そのとき脱ぎ着するのに、つなぎだと子供一人じゃ脱ぎにくく、何度もテンヤワンヤ…。

あと寒いところだとトイレも頻繁に行きたくなりますよね。トイレの際もいちいち上の服から脱ぎ着しないとダメなので不便です。既に家にあるなら仕方ないですが、新しく購入するなら、セパレートの物をお勧めします。

シリカゲル(乾燥剤)+大型ジップロック

湿気からカメラを守るために、シリカゲル入りの袋にカメラを密閉してから、部屋に入って…としないといけない、という情報があり、持っていたのですが、、、「そんなんやってらんない!」となってしまい、結局ほぼ無意味な状態に笑。

子連れでそんなんやってらんないですよねー。シャッターチャンス逃しちゃうし。カメラの内部は、ボロボロになってるんかもしれんが…素敵な思い出が残せたし、良しとしよう!(カメラを愛する方たち、、、本当ごめんなさい笑。)

冬のフィンランド旅行への持ち物リスト

冬のフィンランド旅行で持っていくものについてご紹介しました。持ち物一覧をまとめてみましたので、良かったら、チェックリストとしてご活用ください。 

<持っていくものリスト>
〇 薄手のロンT⇒1着カバンへ、1着は着る
〇 薄手のレギンス⇒1着カバンへ、1着は着る
ヒートテック⇒1着カバンへ、1着は着る
〇 裏起毛or厚手トレーナー⇒1着カバンへ、1着は着る
〇 裏起毛or厚手ズボン⇒1着カバンへ、1着は着る
〇 ウェア⇒羽織っていく
〇 パンツ・厚手の靴下⇒2着カバンへ、1着は着る
〇 持ち歩き用のボストンバックorザック
〇 水筒 (保温ボトル)
〇 水着
〇 電子カイロ
一眼レフカメラ
〇 カメラの予備バッテリー
〇 カメラの充電器
〇 三脚
〇 折り畳みボストンバック
〇 ヘッドライト

〇 折り畳み洗濯ばさみ
〇 折り畳みハンガー
〇 洗剤
〇 物干し用ロープ
〇 変換プラグ’(C/SE型)
たこ足コンセント(あれば便利)
〇 歯ブラシ・歯磨き粉
〇 シャンプー・リンス・石鹸
〇 コンタクト保湿液・予備
〇 眼鏡

〇 パスポート(全員分) ※コピーを取って身につけておくと安心
〇 eチケット・ホテルの予約


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