子連れ釜山旅行におすすめ!名物オムク(オデン)作り体験が楽しい
子供を連れて釜山へ旅行するなら、是非やってきてほしいこと。
それは、釜山名物オムク作り体験。
私は4歳の娘と一緒に体験してきたのですが、大満足!娘も大喜びでした。
※ちなみに韓国語は全く喋れません。
完成品はこちら!作りたてのアツアツでめちゃ美味しかった~!
娘だけでなく、一緒に体験した私自身もすごい面白かったです。小学生くらいの子供から大人まで存分に楽しめますよ。
おいしそー!どこで体験できるの?高い?
釜山の「サムジンオムク体験歴史館」で体験できるよ。料金はたったの1000円!体験内容や行き方などを、今から詳しく紹介していくね。
オムク(オデン)とは
オムク(어묵)とは、魚のすり身を焼いたり揚げたりした食べ物で、オデン(오뎅)とも呼ばれています。日本のちくわやさつま揚げに似ているものもありますが、その種類は膨大。おかずとしてだけでなく、おやつとしても愛されています。
日本のものとは、一味違ってて見てて飽きなかったよ。
オムクは、釜山の港で水揚げされた新鮮な海産物から作られています。鮮度が良いので、とても美味しく、しかも安かったこともあり、庶民のあいだで広がり、釜山名物となりました。釜山といえば、デジクッパッやミルミョンを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、このオムクも釜山っ子のソウルフードなのです。
オムク(オデン)の種類
ソーセージ、チーズ、野菜やカニカマなどが入ったオムク、オムクコロッケ、オムクフライなど、いろいろな種類があります。
ちなみに、私はプルコギ入りのオムクコロッケを食べました。
ピリ辛のプルコギと魚のすり身の甘味とか絶妙な組み合わせで、外のサクサクの衣とも相まって激うま~!揚げたてのサクフワを是非味わって!
娘は海老マヨが入ったオムクコロッケを気に入っていました。お土産に買って帰った海苔で巻かれた可愛いオムクやピリ辛の味噌が乗ったオムクも家族に好評でしたよ。
オムク作り体験はどんなことをする?
実際に魚のすり身から色々なものを。種類はいくつかあるようですが、私が作ったのは「竹輪のような焼きオムク」と「オムクピザ」です。お花や魚型の可愛いオムクやケーキのようなオムクを作るスペシャル体験もありました。
※2020年6月時点の体験詳細。魚型(Eコース)は団体客向けのコースのようです。
引用:https://m.cafe.naver.com/ca-fe/web/cafes/27056503/articles/4936?fromList=true&tab=notice
体験の流れ
焼きオムクとオムクピザ:約1時間半弱
- 専用の紙エプロンと帽子を着用
(帽子はもう少しオシャレなのが良かった…娘は可愛いけど私はただのシャンプーキャップかぶったオバサンに…笑) - 参加者でオデン紹介のDVD を見る
- 手を洗って消毒をして、調理場へ
- 作り方の説明を聞く
(韓国語での説明なので、何喋ってるか正直全く分かりません笑。ただ、小学生などにも分かりやすいように、調理手順を身振り手振りで説明してくれるので、何をすればいいかは十分理解できます。) - いざ、調理開始!
- 完成
(お願いすれば写真も撮ってくれます。) - 焼くのを待つ
(焼いている場所ものぞけるので、工場見学が好きな方にもオススメ!) - 持ち帰り用箱入りの商品を受け取り
(向かいの建物にあるイートインスペースで出来立てを味わえます。)
棒に巻く作業に苦戦したり*1、ピザのトッピングを顔のようにしたりと、娘も私も大盛り上がりでした!
オムク作り体験ができる場所
オムク作りは、釜山の影島区にある「釜山サムジンオムク 体験・歴史館」で体験できます。
「サムジンオムク 釜山オムク体験・歴史館」は、釜山でオムクを一番最初に製造販売したサムジン食品の工場・販売所です。1953年から創業の地であるこの場所でオムクの製造が行なわれており、2014年に改装され、「オムク体験歴史館」としてリニューアルオープンしました。
サムジン食品は、安いオムクが出回る中、味と品質で消費者に選んでもらうという高いプライドで、魚肉70%以上の伝統の味を守り続けている老舗メーカーです。
釜山サムジンオムク 体験・歴史館とは
引用:https://m.cafe.naver.com/ca-fe/web/cafes/27056503/articles/4924?fromList=true&menuId=43
体験・歴史館は1階と2階からなります。また、建物向かいには休憩所もあります。
- 1階:工場・オムク販売所
- 2階:オムク体験歴史館・オムク作り体験場所
- 建物向かい:イートイン休憩所
※階段のみでエレベーターはないので、ベビーカーではあがれません。
オムクのベーカリーショップ?!
1階は販売所になっていて、工場で作られた出来立てのオムクがズラ~っと並んでいます。トングでトレーに取り、最後レジに持っていく形式で、まさにベーカリーショップ。
子供ってパン屋さん大好きよね!
うちの娘もトングでパンを取る感じにオムクを楽しそうに選んでたよ。
日本で見られるさつま揚げのようなものだけでなく、串に刺さったものや海苔で巻かれたものコロッケや魚フライのような衣がついて揚げられたもの、ぐるぐる巻きになったもの、色々な種類があり、とても楽しかったです。
オムク作り体験以外の魅力も
2階が、オムクの歴史館になっています。外の階段からあがっていくと、展示スペースの片隅に実際使用されていたレトロな製造機械や写真・資料・ミニチュア人形なども置かれ、オムクについて分かりやすく説明しています。
そこに、今回ご紹介したオムク作りの体験場所や受付もあります。
出来立てアツアツを食べられる
向かいには、イートインができる休憩所があります。外装・内装どちらもオシャレでした。
無料のウォーターサーバー、自販機、電子レンジなどもありました。2階建てになっており、机と椅子がいっぱいあり、揚げたてをすぐ食べられるようになっています。トイレもあったので安心でしたよ。
体験・歴史館への行き方
地下鉄1号線ナンポ(南浦/Nampo)駅から徒歩2~30分ほどで着きます。時間で考えると少し遠い気もしますが、釜山の影島区の風景を楽しみながら、お散歩気分で歩けるので、あっという間に到着しました。
<詳細>
- 地下鉄1号線ナンポ(南浦/Nampo)駅10番出口を出て道なりに進む
- 1つめの角を右に曲がって橋へ向かい、影島の方向に橋を歩いて渡る
- 行き止まりで階段で橋から降りて、そのまま進行方向に進むと歴史体験館の青い看板がある
- 看板で右に曲がって、20mくらい進んだら右手にあります。
オムク作り体験の詳細
オムク作り体験の値段と所要時間
- 平日…15000ウォン(約100分)
- 土日祝…10000ウォン(約60分)
体験だけでなく、作った商品を食べるのも含めてのお値段なので、なかなかリーズナブルではないでしょうか。ホームページには所要時間は上記のように60分となっていたのですが、私が体験した際は1時間半程かかったので、後のスケジュールなどは少し余裕をもってプランニングしておきましょう。
予約は必要?
平日は事前予約が必要ですが、土日は予約なしで当日で参加可能です。ただし、予約優先です。団体客とかもいている場合も可能性もあるので、ホームページから事前に予約しておいた方がいいかもしれません。
予約は下記URLからできます。
https://booking.naver.com/booking/12/bizes/24956
私は日曜日に行ったので、当日の朝オープンと同時に行って参加登録しました。韓国語は全く喋れないので、身振り手振りを使って、下のメモを渡しました。
(体験を予約したいです。)
...通じた!
ただ、体験ができるのは、5歳以上ということだったのですが、私の娘は当日まだ4歳直前でした。なので、店員さんに「4歳の子がやるには、ちょっと難しい」と、最初は断られました...。
私も一緒に手伝うので参加しては駄目ですか?(せっかくだから何としてでも参加したい...)
お母さんがほぼやる感じになるかもですが...それでも大丈夫なら...いいですよ。
お願いしますっっ!(やったー!)
てな感じに、とスマホの翻訳機能で会話しながら(笑)、何とか参加OKもらえました。
確かに一人でするには難しいレベルでしたが、一緒に棒に付けていったり、ピサのトッピングをしたりと、かなり楽しんでいました。ちょっと強引でしたが、参加できて本当に良かったです!
何時に到着すればいい?
体験開始時間の10分前には、必ず到着しておく必要があります。2020年6月時点の開始時間は下記です。
<体験開始時間>
・土日祝:9:40,11:00,13:20,14:40,16:00
・平日:10:00,13:30,15:30
参加人数はそこまで多くもなかったので、オープン後すぐに行かないと予約できないということはないと思いますが、もし予約なしで当日参加の場合は、早めに行っておいた方が無難かと思います。
待ち時間も、一階でオムクを買いイートインスペースで食べたり(飲み物もあります)、二階のオムク歴史館を見学したりと特に飽きないので大丈夫です。
まとめ
今回は私が釜山で体験したオムク作りをご紹介しました。オムク作り以外にも、オムクベーカリーで買って食べたり、歴史館で工場見学したりと色々楽しめる場所でした。
釜山への旅行の際は、是非行ってみてくださいね。
<体験の基本情報>
*1:真ん中部分にすり身を巻き付ける必要があったのですが、端ぎりぎりに巻きつけてしまいました。結局やり直されてしまったので、皆さんも注意してください笑